浅草 紀文堂総本店/人形焼・瓦せんべい
薪能は、室町時代中期に奈良興福寺の神事「薪猿楽」から始まり、能楽の大祖観阿弥によって観賞用の薪能となり、今日に至っています。 六百年も続いているといわれる「能」も実は明治維新に崩壊し、現今のものは、明治以降のものといえます。 その先鞭をつけたのが浅草蔵前の舞台での能演でした。その縁の地である浅草で、昭和五十五年より台東薪能が行われています。